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牢獄生活 

古い時代設定。
高校に進学。
友達と思い出をたくさん作ろうとするが、
入学式当日、度が過ぎた行為から懲罰房行き。
それが怖くて逃げる。
道路に飛び出し大型ダンプにひかれる。
気付くと見慣れぬ部屋。
埃っぽい。どこかの地下だろうか。
監禁されてしまう。
逃げようとしても無駄だと気づき抵抗をしなくなった。

もう何十年たっただろう。
顔にしわも増えた。
みんなどうしているだろう。
体力もない。
なんでこんなことに。
毎日の楽しみは定時に出てくる不味いメシ。
無いよりはマシだ。

時間も分からずいつものように寝ていると
人が来る気配。
必死にドアをたたく。
重機により壁の一部が壊れた。
ライトの明りが見える。
まぶしい。
私は助かった。

外に出ると時は50年以上も経過していた。
全然知らない景観だった。
人の顔も当然知らない。
大好きだった両親はもういない。
友達を訪ねようとあの忌まわしい学校にいってみる。
手掛かりをさがすと同窓会。
自分は死んでいた事になっていたらしい。
ふざけるな。
しかしなつかしさで怒りはすぐ静まった。
なにより穴ぐら生活で精神をコントロールする術が身に付いていた。

後日、食事を差し入れていた者と会う事ができ
彼女も軟禁されていた不遇なものだと知った。
年老いた二人はお互い見えない糸で結ばれていた。
余生は彼女と過ごしている。

私の一生は無駄だった。
しかし残された時間を大切にしようと誓った。

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